30区特別顧問の宮嶋和弘先生にお越しいただいて、6年生が道徳の特別授業を受けました。先生がお得意の手品を交えながら、人が生きていく上で大切なことを約1時間にわたってお話しいただきました。今日の話をもとに、子ども達は各家庭で実践を行います。
お話のあとは教室で一緒に給食を食べました。給食後には、身近なものでできる簡単な手品のやり方を教えてもらい、子ども達は見よう見まねで取り組んでいました。ぜひこちらも、家族の前で実践をしてほしいと思います。
今日の午前に、今年度4回目の命を守る訓練を行いました。今回は、児童への事前予告はなし、休み時間に地震がおき、その影響で理科室から火災が発生したという設定です。運動場は雪でぬかるんでいるため、初めて体育館への避難としました。
緊急地震速報が流れると、運動場で遊んでいた子ども達は運動場中央(周囲に何もない安全な場所)に集まって姿勢を低くしていました。また、校舎内にいた子たちはすぐに机の下にもぐるなど、自分の安全の確保ができました。
地震が収まったということで、体育館への避難を指示すると、とまどった様子もなく、落ち着いて避難をしました。校舎内から避難した子たちは、理科室と反対側の階段を使うなど、放送の内容をよく聞き、安全な避難経路を自分で選択することができました。また、高学年が低学年を誘導する様子もあり、自分の命と同時に人の命も大切にする姿も見られました。
避難後に、北消防署の方からいただいたお話です。
「とても上手に避難ができ、びっくりしました。外の子たちは、すぐに運動の真ん中に集まり、ちゃんと安全の確保ができていました。避難する時も、放送をよく聞いていたからこそ、安全にできました。やはり大切なのは聞くことです。だから「しゃべらない」ことが必要です。また高学年の子が低学年の子を誘導していて、すごいなと思いました。」
これまでの訓練の成果の蓄積が見られた今日の訓練でした。ご家庭でも話題にしていただければと思います。