月別アーカイブ: 2021年10月
10/27(水)3.4校時に「西原さつき」さんをお招きし、LGBT講演会を実施しました。3年生は体育館で、直接、1.2年生は教室でリモートで講話を聞きました。西原さんは、講演会後各教室を回り、生徒たちとふれあい、より近くで感じていました。その様子と生徒の感想について紹介します。帰り際に西原さんは、「今日1日がとても楽しかった。小泉中の皆さんがこんなに温かく受け入れてくれてたからです。」とおっしゃっていました。西原さつきさん本当にありがとうございました。




【生徒の感想1年】
トランスジェンダーであることについて友達がバカにしなかったことと、友達にトランスジェンダーで性別を変えたいと相談するということは難しいことだけれどできた西原さつきさんは、自分を貫き通したことと周りに恵まれたことによって今があると思います。トランスジェンダーということは、恥ずかしいことではないので、そういった友達がいたら相談にのってあげたいと思いました。自分にもつらいことや言いづらいことがあったら、できる範囲の相談をして友達にうちあけていくことをしっかりしていきたいと思いました。 (後略)
【生徒の感想2年】 今日の講話を聞いて、自分らしく生きるということは、自分だけでなく周りの人たちに支えられたり、いろいろなきっかけをもらったりして自分と向き合って生きていくことなのかと思いました。私は ”自分らしい” というのは、自分ではよく分からないけれど、友達とか家族に『〇〇ちゃんらしいよね(笑)』と言われると、これが私らしいんだ。へぇーと発見?につながったりしていて、「周りの人たち」は自分では気付けない自分のことを知っていて支えられているんだなと感じるときがあります。人にはそれぞれの違いがあり、個性があって、私には本当に友達と言える子が2人います。(中略)友達2人とも私のことをわかってくれていて、私も2人を尊重して、意見はそれぞれ違うから、そこからいろいろな考え方を学んで(いろいろなきっかけ)になったりすることもあります。
【生徒の感想3年】 すごく印象に残る講話でした。最後に西原さんが今すごく幸せだし、自分のことを好きでいられているという言葉をおっしゃっていましたが、私もそうでありたい、そうなりたいと強く思ったし、感動しました。(中略)一番頭にいれておきたいことは、何か ”特別なもの” というわけではないということです。性同一性障がいと呼ばれるものが「障がい」ではないと正式に認められたというニュースを見たことがあったけれど、そうして日常に ”当たり前” として、また、身近なものとして存在しているんだという意識に変えながら生活していきたいと思いました。また、「自分らしく」あるために、自分について深く考える機会にしたいと思います。
10/26(火)にあいさつで絆の日が行われました。地域の方、生徒会執行部の声かけでたくさんのあいさつの輪が広がりました。生徒会執行部の村上さんの話では、「小学生がたくさんあいさつを返してくれました」とやり終えた達成感を感じていました。あいさつで地域の方、小泉中校区の子どもたちがつながっていくようになっていくことを期待しています。



10月27日(水)にLGBT教育講演会を行ないます。
10:35~11:55に動画配信(Cisco Webexを使用)を行ないます。
ご視聴なさるにはミーティング番号が必要となります。ミーティング番号については、絆メールで送信させていただきます。是非ご視聴下さい。
注意
録画・録音等はしないでください。
ミーティング番号等は他の人に伝えないで下さい。
申込用紙が教頭のところにあります。取りに来て記入し、教頭まで提出してください。人数制限がありますので、募集人数を超えた場合には、こちらで抽選をさせていただきます。ご理解ご協力をお願いします。